日曜日の夕方
先週にお見合いをして、交際に入った女性会員のＭさんが来所、

「おっ、可愛いブラウスだね。　今日は先週の人とデートだった？」

「はい、そうだったんですけど・・・お断りしようかなぁ～て。」

「お見合いの時、良い人だって喜んでたのに・・・気になるところがあった？」

「気になるところっていうより・・・
何て言うか、あの人、私に全然興味がないんです！」

「興味がない？」

「自分のことばっかり話して、私に何ひとつ聞かないんです。
たまに、私が話しても、あんまり乗ってこない感じで・・・」

「そうなんだ・・・」

「それに、私、オシャレしていったのに、
先生みたいに『可愛いね』とかの一言もないんですよ！」

「・・・」　(^_^;)

可愛いブラウスの件はとりあえず横に置いておいて・・・・、
実は！

「あの人、私に興味がないんです！」

・・・という女性からの相談は結構多いのです。

お見合いでの出会いに限らず、友達の紹介や会社やサークル等の出会いでも、

「相手のことをもっと知りたい」
「いろいろと情報交換して、お互いの理解を深めたい」

・・・と思うのが、まぁ～一般的でしょう。

でも、男性の中には、
相手の女性を気に入った場合、テンパってしまって

「いろいろ話をして、お互いの情報を交換したい。」

・・・というより、

「とにかく、自分のことを知って欲しい」

・・・という反応、行動をとる人が少なくないのです。

結果、
自分の話を延々と話して、女性に何ひとつ質問することもなく、
たまに、女性が話をしても、それについて話題を広げることもありません。

当然、こんな調子では、

「この人、自分の事ばかり話して、私に何も聞かないわ。」
「この人、私に興味ないんだわ、失礼ね。」

・・・と、女性が感じてしまいます。

男性の皆さんには

「自分の話だけをせず、女性にもいろいろと質問すること」
「女性の話には興味を持って聞くこと」

・・・と、
日頃からアドバイスはしているんですが、
女性が好みのタイプだと、つい舞い上がっちゃうのか・・・

今回の場合は、Ｍさんが頑張ったのが裏目に出て、(とても可愛かったので)
完全にテンパってしまって、そうなってしまったのでしょう。

とりあえず、もう一度会ってみて様子を見てみようということになり、
彼女が帰ってから、男性の仲人に連絡、

「次回、会う時は落ち着いて、彼女の話をいっぱい聞いてあげるように」

・・・とのアドバイスをお願いしました。

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