クリスマスのプロポーズ

2月中旬の日曜日、
前年のクリスマスにプロポーズをしたカップルが入籍の挨拶に来られました。

私  「えっ? もう入籍したの? 結婚式は?」

彼  「いやぁ~、家が決まったら、僕がすぐ一緒に住みたくなっちゃって・・・」

彼女 「子供みたいなんですよ、この人。 まぁ~、どうせ結婚するんだし、別に良いかって」

私  「ご両親は反対しなかったの?」

彼女 「父は何か言ってましたけど、母は孫の顔が早く見れるって喜んでました。」

私  「なるほど。 で、結婚式とかは?」

彼女 「挙式と旅行は、彼の仕事の都合もあって6月にする予定です。」

私  「そう、それは良かった。」

と、まぁ、幸せ一杯の2人なんですが、プロポーズはヒヤヒヤものだったんです。

昨年の12月20日頃、彼から事務所に電話があったんです。

彼 「先生、僕、クリスマスに彼女にプロポーズします!」

私 「えっ・・・・?!」

彼 「大丈夫です。 任せて下さい!!」

私 「いや・・・任せて下さい・・・って言われても」 (~_~;)

実は、2人がお見合いしたのは11月初旬で、
彼からの電話の2~3日前、彼女が交際の報告のために来所した時には、彼女は、

「人柄も良さそうだし、私のこと大事にしてくれそうなぁ~って感じです。
まだ5~6回しか会ってないので、もう少し交際しながら、考えたいと思ってます。」

・・・という程度の話をしていたんです。

この状況で、プロポーズをしてしまったら、彼女がドン引きしてしまう可能性が大です。
一つ間違うと、そのまま交際お断りになってしまう可能性もあります。

彼が余りにも自信満々なので、とりあえず、まず彼女の話を聞いてみようと思い、
彼からの電話を切って、早速、彼女に電話をしました。
内容が内容ですので、遠回しに話をしても仕方ないのでストレートに

私  「クリスマスのデートの時、もし彼がサプライズでプロポーズしたりしたらどうする?」

彼女 「えっ・・・・」 (7秒ほど絶句)

私  「もしもし・・」

彼女 「あっ、はい・・・
あの人、私のことを第一に考えてくれそうだし、素のままの自分でいられて楽なんです。
先生・・・そう思えるような人だったら、結婚を決めても良いんでしょうか。」

私  「そうだね。 そう思える方だったら、結婚を決めても悪くないとは思うけど・・・。」

彼女 「そうですよね、やっぱり・・・」 (再び7秒ほど沈黙)

私  「もしもし・・」

彼女 「先生・・・私、もし、彼がプロポーズしてくれたら受けると思います。」

私  「そっかぁ。 いや、実はね、これは『もし』の話じゃなくて、
彼、本当にプロポーズするつもりでいるみたいなんだ。」

彼女 「えっ?! そうなんですか? 信じられへん。」

「信じられへん」とは言いながら、クリスマスのプロポーズにOKをした彼女、
それこそ、人生の一大決心だったのですが、
年が変わって、婚約の挨拶に来た時には、彼女の方が彼にベッタリ・・・って感じで

「おい! 少し離れろよ! 」

・・・って、思わず突っ込んでしまうほどでした。

さぁ~、次はあなたの番です!

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