お母さんも一緒に

彼女の結婚相手に対する希望は、
大阪の方で、できれば彼女の実家の近くに住んで下さる方。

というのも、彼女はお父さんが早くに亡くなって、お母さんと2人暮らしなんです。
彼女としては、出来るだけお母さんの近くにと思うのは無理もありません。

そこで、
大阪在住、または大阪市内に勤務している男性を中心にお見合をしていたのですが、断ったり、断られたりで、なかなか、この人という男性に巡り会えません。
そうしたある日、東京の男性から申込みが入ったんです。

条件も良いし、ルックスも彼女の好みど真ん中ということで、彼女は散々迷った末に

「会うだけでも、会ってみたいと思うんですけど・・・」

「それは良いけど、もし、この人と決ったら東京に行かなきゃいけないよ。」

「はい。」

詳しく話を聞くと、お母さんと色々相談したらしく、結局、彼女が幸せになれるなら東京でも名古屋でもどこでも良いという事になったそうです。

お母さんの娘を思う気持ちがよく分かります。

そして、お見合当日、
新大阪駅近くのホテルのロビーで私が立ち会ってお引き合わせをしたのですが、
見るからに誠実で、明るく、さわやかな男性でした。

お見合いでは話がずいぶん弾んだようで、
彼が帰る時には、彼女は新幹線のホームで彼を見送ったそうです。
そして、彼は新幹線に乗る直前、彼女にこう言っのです。

「お母様を大阪に残して、東京にお嫁に来るわけにもいかないでしょうから、もし、結婚が決まったら、お母様も東京に来て頂いて3人で一緒に住もう考えています。
ぜひ、お付き合いさせてください。 良いお返事を待ってます。」

彼女、涙があふれて止まらなかったとか・・・。

その後、
彼は隔週で金曜日の晩に泊りがけで大阪に来ては、土・日曜とデート。
彼女も2回、東京に行ったのですが、新幹線代は彼が出してくれたとか。
そして、4か月後には婚約の運びとなり、私の事務所に2人で挨拶に来られました。

彼 「彼女、僕に気を使って、
半年~1年は2人で暮らして、その後でお母さんを東京に呼ぶって言ったのですが、お母さんにそんな寂しい思いはさせられませんので、初めから一緒に住むことにしました。」

私 「そう、ありがとう。 本当にありがとう」 (T_T)

彼女「先生・・・私、幸せです」 (T_T)

3か月後、
東京の引っ越しを明日に控えて、母娘で事務所にお越しになられました。

彼が、新居にと、
子供が2人生まれても大丈夫な庭付きの大きな一軒家を購入してくれたそうです。

生まれ育った大阪を離れる事にはなりましたが、母娘ともに、本当に幸せそうでした。

さぁ~、次はあなたの番です!

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