一番好きな人と交際しているのは10%

3年程前になるのですが、
大ベストセラー「婚活時代」の著者であり、婚活という言葉を初めて提唱された
中央大学の社会学(家族)の山田昌弘教授とお話をさせて頂く機会がありました。

その際に、山田教授がお話されたのが
「一番好きな人と交際しているのは10%」というアンケート調査結果です。

調査の方法は、
百組を超える年齢層の異なるカップルの男女にそれぞれ別の部屋に入ってもらって
様々な質問に答えて頂く形式で、その質問の中の一つに

「今、交際している彼氏(彼女)は、今、あなたの一番好きな人ですか?」

・・・というものがあったそうです。

そして、この質問に対する回答を集計したところ、
男女共に「一番好きな人」・・・と答えたのは、たった10%だったそうです。

交際しているからとはいっても。
その相手が「一番好きな人」とは限らないのは十分に理解できるのですが、
10%というのは、やはり驚きの数字です。

つまり、
2人ともお互いが「一番好きな人」という、いわゆる相思相愛カップルは、

10% × 10% = 1%

つまり、100組に1組しかいないという計算になります。

山田教授は続けて、

「恋愛でさえ、そんなに少ないのですから、
お互いが一番好き同士での結婚となると、もっと少ないかもしれませんね。」

・・・と。

恋愛であれば、「好き」という感情だけでお付き合いは出来ますが、
結婚となると、学歴や収入などの条件、家族との関係など色々な要素が関係してくるため「好き」という感情だけでは結婚は出来ませんからね。

逆に考えると、

「一番好きな人でないと結婚できない」

・・・という考え方に固執してしまうと、
90%以上の確率で結婚できないということになってしまいます。

あくまでも計算上の数字ではありますが、
「一番好き」にこだわることは結婚を考えるうえで危険です。

二番目、三番目でもいいじゃないですか。
信頼が出来て、何でも話し合える相手を探していきませんか。

「一番好きな人と交際しているのは10%」

考えさせられる数字です。

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